親を捨ててもいいですか?
「親のことが許せません、
許せない自分はダメですか?」
「子供の頃からの確執で、
親と縁を切りました。
亡くなったらどうしよう。」
両親との関係に悩んで、
質問をくださる方がとても多いです。
私の中の答えは、
親であれ、子であれ
共通する答えがあって
それは世の中の幻想のような
それこそ、神話の中からでも
あるのではないかと思うような
誤った思い込みが、
みんなにあることで
自分自身を苦しめてしまう原因になるのでは
ないのかなと感じています。
答えは
「血が繋がっているからといって
自動的に心がつながるわけじゃない」
ということだと思います。
親に対しても
子供に対しても
本当は、上も下もないんです。
親として子供を守る義務は
あったとしても
ただ人生を先に経験しただけであって
決して子供より上の立場であるとか
思い通りにいかせようという
支配的なことも
本来はしちゃいけないんです。
そして、それはたとえ赤ちゃんでもそう。
個々に人格を持った
それぞれの人間なんです。
人と人の間は、親子、パートナー
であれ、常に対等である状態が
一番大切で
それは友達親子とか
そんなものではなくて
「嫌なものは、嫌と言える権利」
「何を大切にしたい人なのか
心を尊重される権利」
それが守られていることが
大前提なのだと感じています。
これが踏み入れられたり、
剥奪されたりした時
たとえ血が繋がっていても
「大嫌い」
になって当たり前なんです。
それは、何の罪もないこと。
人として当たり前の感情です。
「親を嫌いになるべきではない」
それもひとつの考え。
だけど、あなたは
親の人生も代わることができないし
子供の人生を歩むこともできない。
あなたは、あなたの人生しか
変えられないし、生きれないのです。
だから、いつも心に留めといて
欲しいことは
「あなたは誰のためにこの人生を
生きるのか」
ということ。
答えは、一つですよね。
そう、
「あなたはあなたの喜ぶことだけのために
この人生を使っていいんです。」
割り切るのは難しくて
辛いこともあるけど
誰もが、自分の気持ちを尊重されて
心から楽しいと生きることが
この世に生まれた使命です。
その上で、どういった行動を取るのか
あなたが決めたらいい。
でも基本は忘れないで。
罪悪感や義理ではなく
全ての人が、互いの「好き」
を尊重される世界が前提であること。
あなたは優しい。
だからこそ、悩むけどね。
あなたのために生きる事が
世界があなたに望んでる事なんだよ。
また書きます 詠
#罪悪感#両親との関係#自分の気持ち#子供#親子#思い込み#人生
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